• 厳しい冬を乗り越えて

    2022.03.26

    写真は今年の最初の2段巣枠の働きバチの入り口の様子です。昨年よりも厳しい寒さ、そしてミツバチヘギイタダニの執拗な攻撃にも耐えて、早咲きの山桜を目指して巣を飛び出していく彼らを見ていると、感謝と応援の気持ちで満たされます。 …

  • みつばちの新年度が始まります

    2022.03.05

    春を間近にして、みつばちも新年の活動を始めています。昨年の秋後半から今まで、控えられていた女王蜂がいよいよ産卵を始めました。 孵化した幼虫を育てるためのエネルギー源となる花蜜と幼虫の体を作るたんぱく質としての花粉が得られ …

  • #1 争うことのないミツバチ

    2022.02.14

    ダーウィンの進化論に見られる適者生存という論理は、ミツバチの社会においてはありません。彼らの社会を構成している要の女王蜂は、そもそも適者生存で勝ち抜いてその座に君臨する「王」ではありませんし、女王蜂が働きバチ(雌バチのみ …

  • 春のきざし

    2022.02.10

        昨日、関東一円に雪が降り、天気予報では降雪ニュース一色でしたが、君津の山里は冷たい雨に雪がちらほら。1月は硬かった梅のつぼみが開花を始めました。晴れて風のない日は、巣に閉じこもっていたミツバチ …

  • #1 はちみつ健康法 抗酸化物質による健康効果

    2022.02.01

    純粋なはちみつ、特に色の濃いものにはポリフェノール、フラボノイドといった抗酸化物質が多く含まれていると言われています。この抗酸化物質は体内で発生する活性酸素を中和する働きがあります。 テレビや健康関連のメディアでよく耳に …

  • 新たな試み-レモン栽培

    2022.01.24

      写真は養蜂場から300メートルくらいにある、1アールほどの畑です。そこに耕運機で畝を入れているのは雄紀です。 雄紀、隆一がこれからチャレンジするのはレモン栽培ですが、養蜂場から至近距離ということもあり、ミツ …

  • 春への準備

    2022.01.22

    寒い日が続きますが、君津の山里の梅の木にはちらほらと開花があり、みかん蜜のための鴨川の養蜂現場の枯草刈りをすると、下草の緑が浮き出てきました。あと一か月ほどで、晴れて風がなければ、梅の花蜜を集めに今年のミツバチの活動が再 …

  • #2 はちみつの甘さ

    2022.01.17

    <13日のコラムに続きます>ハチと呼ばれる昆虫は、驚いたことに2万種類もいるのだそうです。その中で、大量のはちみつを作り出すことができる蜂は極めて少数だそうです。その理由は、はちみつを大量生産するに足る蜂社会を作り、それ …

  • 太古のはちみつ採集

    2022.01.11

    写真はスペインの首都マドリッドの南東、バレンシア近くの地中海沿岸の山中にあるバランク・フォンドーと呼ばれる洞窟に描かれた壁画です。描いたのは新人と呼ばれている人類で推定時期は6500年以上前だそうです。 左下で見つめる人 …

  • 単花はちみつについて

    2021.12.22

    はちみつを大別すると単花蜜と百花蜜になります。その名称のとおり一つの花からミツバチが集めた蜜かあるいは複数の花(百花といっても百種類の花ではありません)から彼らが集めた蜜かという違いです。 写真は山藤を除く私たちの単花蜜 …

  • Tasting is believing

    2021.12.07

    「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。英語では、Seeing is believingですが、はちみつにそれを応用してみました。世界には多様なはちみつがありますが、味わっていただくことで自ずと好みが決まります。 …

  • 今年のお歳暮セット

    2021.12.03

    私たちのフラッグシップ蜜、カラスザンショウ、最もポピュラーでプレーンな味わいのアカシア、そして今年の君津山里で豊かに開花したどんぐりをセットにしてお歳暮セットを作りました。 健康に良く、多彩な用途のある国産はちみつで、暮 …