千葉で養蜂をやっております齊藤雄紀と申します。紆余曲折ありましたがなんとか幼い頃からの夢だった養蜂業を始めることができました。
事業名のBee conciergeは「蜂の事ならなんでもやります」と「蜂のためならなんでもやります」という二つの意味を持たせて名付けました。これから蜂のため、そして蜂が元気に暮らせる自然を守るため、精一杯蜂とともに生きていきたいと思っています。
ナイト養蜂場(8月20日のコラム)というタイトルでミツバチの移動をご紹介したことがありました。私たちの養蜂は、君津市を拠点とする定点での養蜂ですが、みかんの蜜は隣の鴨川市で良く取れるので短距離ですが、そこまでミツバチ群の …
<16日のコラムに続きます> 16日のコラムでレンゲとアカシアを蜜源とする転飼養蜂」と述べましたが、転飼とはミツバチ群すなわち巣箱を人為的に移動させて、開花時期の異なる蜜源植物から採蜜をすることです。 日本が高度成長期に …
<13日のコラムに続きます> レンゲ畑が現在では春の風物詩として語れなくなり、蜜源植物としてのレンゲが養蜂家の間でもポピュラーではなくなってしまったようです。 光のどけき春の日にレンゲ畑に寝そべり、雲雀のさえずりを聞きな …
10日の養蜂の未来に続きます。ミツバチの健全な活動にとって自然と気候について前回は述べました。残りのキーワード、文化と食についてですが、日本の養蜂文化の形成は第二次大戦後の高度経済成長期に大きくかかわっていると思います。 …
昨年6月4日のコラムでエジプトのカイロ郊外にあるミスル科学技術大学での新型コロナウイルスへのはちみつ効果の臨床試験について紹介させていただきました。情報元は、アメリカの国立医学図書館(US National …
令和元年11月に農林水産省生産局畜産部で「養蜂をめぐる情勢」という題目で日本の養蜂事業の9項目にわたるデータが発表されました。財務省の貿易統計と農水省、畜産振興課による調査ではちみつの流通データが三番目に取り上げられてい …
昨年は、春を迎える前から、新型コロナウイルスが世界を席巻し それに振り回された一年であったように思います 新年になっても、その勢いがおさまらないなか 密を避けるための静かなお正月を多くの人たちが迎えています …
<27日のコラムに続きます> 日本の自然、その成り立ちのなかで、豊かさの陰に多くの自然災害があります。昨年のことになりますが、千葉県を直撃した台風があり、直後は養蜂場に行くこともできないほどその被害は大きなものでした。 …