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植物の知恵―スイーツ
2022.03.01日々、マスメディアでは食べ物情報がアップデートされていますが、その中でスイーツの占める割合は、他料理のジャンルと比べるとかなり多いのではないでしょうか。 さて、甘さの魅力は私たち人間だけでなく昆虫や多くの動物にも共通して …
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#5 植物の知恵、ミツバチの能力
2022.02.20<前回のコラムのつづきです>蜜集めに素晴らしい集中力と勤勉性のあるミツバチですが、蜜源植物の開花を感知するのは、ミツバチの目ではなくて触角にあるようです。ミツバチに砂糖水を何かの匂いとともに与え、それを数回繰り返すと、匂 …
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#4 人間の知恵、植物の知恵
2022.02.18ヒトの歴史よりもはるか以前、数百万年前にミツバチは自分たちの共同社会を確立しました。それが成立した背景には、彼らに食糧としての蜜と蛋白源の花粉を潤沢に提供する植物があったからです。 自ら移動することのできない植物は、子孫 …
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バック・トゥー・ザ・ネイチャー
2022.02.12バック・トゥー・ザ・ヒューチャーは、現代科学の粋を集めてもSFの世界の出来事ですが、養蜂を通じて自然と関わっているとネイチャーとは何かということを考えさせられます。ミツバチが元気に働いてくれても、毎年変わる蜜源植物の開花 …
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モグラがやって来ました
2022.02.08養蜂という自然を対象にした仕事に従事していると、生物との知恵比べを余儀なくされることがたくさんあります。君津の山里での農業は、シカ、イノシシ、サルなどから農作物をどのようにして守るかがとても大きな課題であることは間違えあ …
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#3 人間の知恵、ミツバチの知恵
2022.01.30世界中で活躍している養蜂のためのヨーロッパ原産のミツバチ、アピス・メリフェラ種ですが、彼らの視点から考えると、この地球上の生物で世界を席巻できたのは、人類に次いでの快挙ではないかと思います。 アピス・メリフェラの花蜜収集 …
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#2 人間の知恵、ミツバチの知恵
2022.01.28近代養蜂の父、画期的なミツバチのための巣枠を生み出し、はちみつ生産量の革命をもたらしたラングストロースさんに続いて、2人目の養蜂における革命的な知恵者はローワン・ジェイコブセンさん(「ハチはなぜ大量死したのか」の作者)に …
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#1 人間の知恵、ミツバチの知恵
2022.01.26ヒトが蜜バチの巣からはちみつを採取するようになって8000年ほどの時が経ち、アメリカ人牧師であり養蜂家のロレンゾ・ロレイン・ラングストロースという人が1851年に現代養蜂に使われている巣枠を発明しました。この発明は瞬く間 …
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2022年―静かな養蜂場
2022.01.09師走も押し迫ったころ、ようやくコロナ禍からの出口が見えてきたと思うまもなく、正月休みが終える頃には、コロナ第6波の対応に社会全体が覆われてしまいました。 写真は、養蜂場から数キロの鹿野山展望台からの美しい初日の出なのです …