養蜂日記

#2 春のきざし

桜の開花日が天気予報で盛んに取り上げられています。3月もそろそろ半ばですから昨年よりは一週間ほど遅れていますが、いよいよ君津の山里のそこかしこを河津桜が薄桃色に染めていきます。

君津の山里、満開の梅

さて、春が来たことの証を君津の自宅の庭でも確認できました。

息子の雄紀と隆一は、君津に住んでいますが、私と家内は隔週で君津に通っています。昨年の秋に私たちの君津の家の庭に白菜を植えたのですが、冬の収穫時にモーレツな勢いでその葉が鳥たちに食べられてしまいました。虫が葉を食べる数倍の勢いで見事に中心からついばみ、外枠の葉が残るのみとなっていました。これでは、収穫どころではありません。仕方なく、次の作物を植えようと思っていたところ、驚いたことに、新たな若葉が中心から伸びてきたのです。

なぜ、鳥たちは白菜のついばみを止めたのでしょうか。

春になって、わざわざ民家の庭に来なくても、鳥たちのすみかの周辺で彼らの好物となる新芽や若葉がふんだんについばめるようになったからに違いありません。春の到来は鳥たちにとってもありがたいもののようです。次回のコラムでその白菜の写真を掲載しようと思います。

 

斉藤克明

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