養蜂&はちみつコラム

養蜂場の台風対策

台風対策のため杭とベルトで固定された巣箱

昨年の9月、千葉県を直撃した台風15号は、私たちの養蜂場にも被害をもたらしました。台風対策として、巣箱を大きな鉄の杭を地面に30センチほど打ち込んで、写真のようにしっかりベルトで固定したにもかかわらず、1割程度の巣箱が倒壊し、それ以外にも上面の蓋が飛ばされたり、ベルトが外れたりして半壊した巣箱もありました。秋の養蜂場は、スズメバチ対策のためにネットが張ってあります。そのネットも昨年は飛んできた木の枝などで数か所、大きく破られました。

昨年の台風被害での教訓から、今年の台風対策は早めに行いましたが、幸いなことに台風12号は、日本に大きな影響を与えることなく去っていくようです。

台風が来る前に、給餌を済ませておいたので、しとしとと降る秋の長雨状態でも安心していられます。できることであれば、昨年のような大きな台風は来ないでほしいとミツバチと共に思っています。

齊藤克明(父)

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