養蜂日記

はちみつの未来

人生百年と言われ始めていますが、健康年齢をどれだけ伸ばすかということは、グローバルな課題ではないかと思います。はちみつがその課題にポジティブに作用する条件として、極めて重要なのがその成分です。

ミツバチは花蜜を集めそれを彼らが加工して得られるはちみつは、人類の歴史に最初から登場し続け現在に至っています。そのロングランの背景で一貫しているのは、ナチュラル由来の成分と甘味という恵みではないかと思います。19世紀の中ごろにラングストロースの人口巣枠の発明により生産量の革命がおこり世界に広がったはちみつですが、その効用の研究から抗酸化物質としての役割、血糖値上昇を抑える効果、心臓病予防効果があることが解りつつあります。

自然のはちみつは、大量生産はできません。あくまでも自然のものであることが、はちみつを活かす最良の方法です。

はちみつは薬ではありませので、スプーン1杯のはちみつ習慣を、独自に工夫することで健康年齢を伸ばすための一助となると私たち養蜂家は信じています。はちみつ習慣でぜひ、健康年齢向上の意識とアクションを増やしてください。

 

斉藤克明

 

 

1つ星 いいね!
読み込み中...