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光のどけき日の養蜂場
2021.02.04写真は養蜂場ある君津の里山、その小高い山の頂上から撮ったものです。東京の都心、日本橋から首都高からアクアラインを通りこの養蜂場までは、車で45分ほどです。都内から1時間以内のところに、このような自然があります。 養蜂場の …
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保存食としてのはちみつ
2021.02.02コロナ禍で今までの日常が遠のいてから1年あまりが過ぎました。やっとマスク生活や密を避ける生活に慣れてきたところですが、自然災害の多い日本においては、「もし~が起こったら・・・」ということに、今だからこそ、備えておく必要が …
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蜜源植物の植林
2021.01.28一面枯草風景の写真で恐縮ですが、これは旧耕作地です。昨年、秋が深まるころまでそこには青々と身の丈くらいのホシクサで覆われていました。そこに幾筋かのけもの道(たぶん鹿です)がありました。ホシクサを伐採して、鹿、猪の侵入を防 …
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冬来たりなば春遠からじ
2021.01.26寒い日が続きます。写真は、養蜂場に繋がる山のつり橋から見えている山藤の蔓です。コロナ禍で多くの人たちが日々の感染者数に一喜一憂し、早くいつもの日常を取り戻したいと切望しているなか、この蔓に生気が甦る季節が巡ってきます。 …
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2020年の回想-その4
2020.12.25ナイト養蜂場(8月20日のコラム)というタイトルでミツバチの移動をご紹介したことがありました。私たちの養蜂は、君津市を拠点とする定点での養蜂ですが、みかんの蜜は隣の鴨川市で良く取れるので短距離ですが、そこまでミツバチ群の …
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#3 養蜂の未来-日本の養蜂文化2
2020.12.16<13日のコラムに続きます> レンゲ畑が現在では春の風物詩として語れなくなり、蜜源植物としてのレンゲが養蜂家の間でもポピュラーではなくなってしまったようです。 光のどけき春の日にレンゲ畑に寝そべり、雲雀のさえずりを聞きな …
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2020年の回想―その3
2020.12.10師走ももう10日です。時の経つのは早いですね。今年も余すところあと3週間余りになりました。写真はスズメバチ対策のネットを取り外した第2養蜂場です。9月、10月とひっきりなしに養蜂場に攻め入った黄色スズメバチ、オオスズメバ …
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蜜源作戦―その2
2020.12.08先月ご紹介した蜜源作戦は、蜜源となる栗やユリノキを植えるための養蜂場周辺の樹木を伐採する作業でした。今日は、養蜂スペースを拡充するためパワーショベルを使っての整地作業です。ミツバチが増えることがない今の時期 …
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2020年の回想―その1
2020.11.24写真は今年、2月末の養蜂場です。この時期、ミツバチが集められる蜜源は椿の花くらいで彼らの個体数も極めて小さいので、巣箱が2段、3段に重なることはほぼありません。 一か月半ほどで山桜の開花時期からミツバチの活動が本格化しま …
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歴史小説のなかのはちみつ
2020.11.18今でも多くの人々に読まれている歴史小説、そのなかでも著名な作家、柴田錬三郎さん(1917年~1978年)が「最後の勝利者」という小説のなかではちみつに触れています。 時は慶長三年(1598年)夏、豊臣秀吉の逝去に伴い、石 …
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蜜源作戦-その1
2020.11.15写真は養蜂場付近の山の伐採を行っている雄紀と隆一です。ヘルメットにチェーンソー、腰には伐採剪定用ノコギリ、養蜂とは無縁ともいえる装備ですが、その目的は蜜源植物の植林にあります。皆さんに好評を頂いたくり蜜、その蜜源は野生の …