雨の日は、ミツバチは営業に出かけられませんミツバチだけで雨粒で彼らの行動半径が極端に制限されるため飛べなくなるリスクを考えると、巣で待機ということが彼らの賢明な選択肢になります しかしながら、本来な自然のなかで活発な営業 …
今日、山藤の蜜を搾りました。十日ほど前、アメリカの友人に山藤(Wild Wisteria)蜜について予告したところ、下記の返信がありました。 The bees sound amazing…I am not s …
写真①はみかん畑の様子です。甘夏ミカンが散見されます。写真②はそのつぼみで す。今年もこの地方のミカンの花がそろそろ満開を迎えます。これから梅雨を迎える前に、アカシア、どんぐり(椎)、栗、そしてクロバナエン …
山藤が開花しました。すでに働きバチは山藤開花の情報をシェアーして集蜜活動をしているものと思います。これから好天が続けば、良い結果を期待できると思います。しかし、「自然」は人の思惑どおりには動いてはくれません。精励なるミツ …
写真は、養蜂場から半径200メートルほどのところにある山藤です。人が近づけない渓谷の巨木にワイルドに絡んだ山藤を雄紀が望遠レンズで撮ったものです。3-4年に一度くらいしか開花しない山藤ですが、今年は天気には今のところ恵ま …
開花の季節を迎え、ミツバチが劇的に増える時期でもあります。木の幹に群がっているのは、養蜂場のある巣箱から抜け出た働きバチ、そして新たな女王蜂の集団です。これを「分蜂(ぶんぽう)」といいます。 一般的には、旧女王蜂が自らの …
ミツバチというと多くの人が黄色と黒の縞模様を連想すると思います。写真は山桜の蜜搾りの際に、こぼれ落ちた蜜に寄ってきたミツバチを撮ったものですが、どちらが日本ミツバチかわかりますか。おおよそ私たちのミツバチのイメージとは違 …
山桜の蜜搾りが終わりました。昨年に比べると倍以上の収穫があったのは、山桜の開花が例年よりも早かったものの順当な気候でミツバチにとって集蜜が容易であったことに起因していると思います。昨年は、その前年の台風の影響もあり、今年 …
今年は桜の開花がかなり早かった割には、寒暖が入り混じった気候で、ミツバチの活動に一抹の不安もありましたが、概ね順調にミツバチたちは年間の最初のルーティーンをこなしつつあります。 さて、関東以西ではおおよそソメイヨシノのお …
ミツバチと人間、その接点を知るべく起源をたどってみました。雄紀作のイラストは、人間とミツバチの先祖から進化の鍵になる生物たちです。両者の起源は、おおよそ5億年ほど前、海に漂うクラゲのような生物にあるようです。その後、人間 …
写真は前月28日にご紹介したミツバチの増加時にできる無駄巣を集めたものです。巣箱一つの大きさは、人が両手で抱えられるほどで、その箱の中に長方形の巣枠を重ね、ミツバチはそこに蜜を貯め、また女王蜂が生んだ卵を育てるための部屋 …
写真は、巣箱の中に働きバチが自ら作った巣枠です。養蜂家の間では、これを「むだ巣」と呼び、削除されます。当のミツバチにとってはせっかくの営巣が報われずに残念な結果となるのですが、なぜ彼らが2段に重ねられた狭い巣箱の隙間を巧 …