養蜂&はちみつコラム

日本ミツバチと西洋ミツバチ

ミツバチというと多くの人が黄色と黒の縞模様を連想すると思います。写真は山桜の蜜搾りの際に、こぼれ落ちた蜜に寄ってきたミツバチを撮ったものですが、どちらが日本ミツバチかわかりますか。おおよそ私たちのミツバチのイメージとは違う②が日本ミツバチ、①は外来種の西洋ミツバチです。

幸いなことに、ミツバチの世界においては、日本の養蜂では9割以上、西洋ミツバチが使われていますが、彼らが日本ミツバチを駆逐していまうわけではありません。お互いに縄張り争いをすることなく、日本では共存しています。

 

写真からもわかるように、日本ミツバチには黄色と黒のストライプはありません。西洋ミツバチに比べると少し小柄で、その動きは敏捷と雄紀は言っています。地味で、活発、そして西洋ミツバチよりも集蜜に関して言えば、気まぐれで集中力に欠けるのが日本の在来種のミツバチだそうです。ミツバチも人間も欧米とその特徴においては、共通しているところがあると思うのは、私だけではないかもしれません。

斉藤克明

 

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