巣箱の中で孵化したミツバチの幼虫は5日ほどで驚いたことに1300倍もの体になります。1-2か月の寿命のミツバチにとっては、そのような成長も当然と思います。採餌バチのエネルギー源は彼らが集めた蜂蜜ですが、幼虫の成長を支えて …
昨日のコラムでは、ミツバチのコミュニケーションを擬人化してみました。今日は、彼らのコミュニケーションの基本について考えてみたいと思います。 ヒトと違って、言葉を持たないミツバチですが、彼らのコミュニケーション手段は、ボデ …
昆虫の共同社会について研究をしたハーバード大学の博物学者、E・O・ウィルソン氏は、ミツバチ、カリバチ、シロアリやアリなどが地上で最も成功を収めた動物グループだと言っているそうです。それに対して、「ハチはなぜ大量死したか」 …
ミツバチ一匹の脳は一ミリグラム程度だそうです。 彼らの巣箱の社会は産卵専門の女王蜂、彼らのコロニーを維持するための食糧としての蜜、巣作りに必要な花粉を集める外勤バチ、巣内にあってその維持と卵と幼虫の世話をする内勤バチなど …
<昨日のコラムに続きます> 私たちBee Conciergeが提供するはちみつは、みつばちが集めた花蜜から搾ったものを濾過して作った生はちみつです。昔から甘味だけでなく、抗菌、防腐、抗生にも使われてきた歴史を持つはちみつ …
はちみつの甘さ(糖分濃度)を計ると78%~80%となります。果物の糖分濃度の平均的数値が下記ですが、それに比べるとはちみつが極めて高い糖度を持っていることがわかります。 グレープフルーツ・オレンジ 10.0% キウイフ …
晴れた日には、活発に活動するミツバチですが、雨の日は巣箱から飛び立つことはありません。そして曇りの日にも外勤バチの活動は低迷します。先日のコラムでも述べましたが、ミツバチは紫外線認識能力がヒトよりも優れているため曇り空で …
養蜂業としてたくさんのミツバチを面倒見ていて不思議に思うことの一つに彼らの目、視覚力があります。巣箱には1万~5千匹のミツバチがいるわけですが、出入り口幅は縦1センチ、横20センチほどです。その巣箱には5枚~8枚ほどのプ …
スプーン一杯のはちみつを口にしてみてください。口の中に広がる甘味、風味は数千匹のみつばちが数万個の花から集めたものです。組織的行動を得意とするミツバチは、たくさんの蜜が採れる花のありかを的確に仲間に伝えることができます。 …
<昨日のコラムに続きます>昨日のコラムでミツバチが幼虫から羽化して20日くらいまでの活動について述べました。皆さんに安全、安心、そして美味しいはちみつをお届けするためにミツバチの習性について、今日は「外勤」の働きバチにつ …
この時期、ミツバチは驚異的にその数を増やします。様々な花が咲く季節です。太陽がふりそそぐ日には、働きバチもフル稼働します。彼らは明確に仕事の分業化をしています。 羽化して10日くらいの働きバチの主な仕事は、これから生まれ …
<昨日のコラムに続きます>お彼岸を含めた3連休の最終日、3月とは思えない暖かな日でした。桜もこの暖かさで開花が進み、いよいよミツバチが蜜を集めるために活動する時期になりました。 今年は、新型コロナウイルスの影響で日本全国 …