ベストセラーとなった「ハチはなぜ大量死したのか」の著者、ローワン・ジェイコブセン氏はその著書のなかではちみつの治癒力について詳しく述べています。 はちみつを手に入れることができた文化は、いずれもそれを医療用途に使ってきた …
アメリカ、東海岸地方は養蜂が盛んです。メイン州はカナダと隣接するアメリカ最北の州です。その州の私立高校でアドミッションオフィス(入試事務所)を担当している友人からとてもユニークなメッセージをもらいました。 驚いたことに、 …
「経営の神様」といわれた松下幸之助さんは、戦後、日本全体が困窮と失望で混迷するなか、戦争とは無関係に自然のなかで活き活きと生きる鳥たちをみて、自らの哲学を築いていったというエピソードをどこかの本で読んだことを思い出しまし …
昨日のコラムでは、ミツバチのコミュニケーションを擬人化してみました。今日は、彼らのコミュニケーションの基本について考えてみたいと思います。 ヒトと違って、言葉を持たないミツバチですが、彼らのコミュニケーション手段は、ボデ …
昆虫の共同社会について研究をしたハーバード大学の博物学者、E・O・ウィルソン氏は、ミツバチ、カリバチ、シロアリやアリなどが地上で最も成功を収めた動物グループだと言っているそうです。それに対して、「ハチはなぜ大量死したか」 …
ミツバチ一匹の脳は一ミリグラム程度だそうです。 彼らの巣箱の社会は産卵専門の女王蜂、彼らのコロニーを維持するための食糧としての蜜、巣作りに必要な花粉を集める外勤バチ、巣内にあってその維持と卵と幼虫の世話をする内勤バチなど …
この時期、ミツバチは驚異的にその数を増やします。様々な花が咲く季節です。太陽がふりそそぐ日には、働きバチもフル稼働します。彼らは明確に仕事の分業化をしています。 羽化して10日くらいの働きバチの主な仕事は、これから生まれ …
千葉県、君津の里にある3つの養蜂場の頻繁な見回りが欠かせない季節になりました。そろそろ野山にある植物が開花し始めたので、ミツバチの活動がいよいよ活発になるからです。 …
そろそろお彼岸です。暑さ寒さも彼岸までのことわざどおり、雨が降らない限り、日中にふり注ぐ陽光の暖かさは春の訪れを予感させてくれます。晴れの日は元気に活動するミツバチたちを見ていると、自然の恵みに感謝するばかりです。ここ、 …
暖冬といわれている今年の冬ですが、ここ君津の里では満開の桜を今眺めることができます。3月1日のコラムでも「桜満開」情報をお伝えましたが、これはもちろんソメイヨシノではありません。熱海早咲きという種です。Bee Conci …
養蜂場にはたくさんのみつばちの巣箱が並んでいます。その巣箱にははたらき蜂がせっせと貯めた蜜を貯蔵する倉庫的と、女王蜂が生んだ卵を孵化させる六角形の小部屋とに分かれた板状の巣が数枚入っています。卵が孵るのに適切な温度と湿度 …
<2月27日のコラムに続きます> その希少さからとても人気のある日本みつばち蜜ですが、西洋みつばちと比較すると飼育管理が難しいのが大きな課題です。更に、西洋みつばちが開花時期に一種類の最も蜜を出す花に集中して採蜜するのに …