左の写真は9月の上旬、スズメバチ対策ネットを張る前の巣箱です。写真左側、ブロック台とその下方、4匹のスズメバチが確認できます。彼らにとって養蜂場は絶好のハンティング場です。その情報は、仲間に素早く伝達され、何等かの対処を …
給餌作業中の隆一(①)と養蜂場の作業風景(②)の写真をご覧ください。短期集中開花の蜜源植物の時期はすでに過ぎ、初秋に開花する植物、タラの木(③)とハギ(④)も併せて掲載します。いずれも養蜂場周辺で撮ったものです。 &nb …
「スズメバチがやって来ます」というコラムを書いてから2週間が過ぎました。その時と比べスズメバチの襲来が増えています。隆一によると、スズメバチ対策をしなければ、Bee Conciergeの養蜂場は2週間ほどで彼らによって壊 …
スー・ハベルさんはアメリカ、ミズリー州で養蜂を営んでいますが、その著書「ミツバチと暮らす四季(原題:A BOOK OF BEES)」は、プロの養蜂家のみならず一般の人々にも趣味の養蜂を実現化させるような魅力的な本です。 …
ミツバチは花の蜜を集め、それを巣に持ち帰って自分たちの生きていく糧として蓄えますが、単純に花蜜を巣に蓄えるわけではありません。花蜜のおもな成分は、それを出す植物の種類には関係なく、ショ糖すなわち私たちが一般的に用いるお砂 …
今月17日にミツバチの雄の役割について述べました。ミツバチの社会を支えているのは、産卵に専念する女王蜂と働きバチすなわち雌バチであることは17日のコラムで述べました。雄バチは、新生女王蜂との交尾のみが彼らの役割で、蜜の採 …
花の蜜を集めるミツバチ、春から秋にかけて、彼らが集める「花」、蜜源植物には共通して傾向があります。 どの蜜源植物も大規模に開花します。雪見草を例にとって、以前にコラムで芭蕉の弟子、曾良の句を紹介しましたが、雪見草のみなら …
みつばちの社会にとって今の時期は繁忙期です。彼らの巣箱は驚くべきスピードで増殖します。そのために冬の時期はひと箱だった巣箱が今は、3段にまで増えます。 写真中央に二つ、左下に一つあるピーナッツの殻のような突起物は新たな女 …
君津の山里3か所に主要な養蜂場を置いている私たちですが、はちみつの生産に徹頭徹尾特化しているわけではありません。多くの生き物が当然のことのように養蜂場という人為の場に寄り道します。 なるべく多様なはちみつを作るために3拠 …
元気で翅音を響かせて巣箱に出入りするミツバチを見ると、元気エネルギーをたくさんもらえます。一所懸命に仕事をする彼らの世話にも意欲が湧きます。時々、口吻を伸ばして息絶えているミツバチを巣の近くで発見します。農薬の影響でなけ …
ティースプーンの1/12ほどの量だそうです。朝のコーヒー、トースト、ヨーグルトなどに使う1回のはちみつは100匹くらいのミツバチの成果ということになります。 外勤バチは花蜜を、酵素を使ってブドウ糖と果糖という単糖類に変え …
健全なはちみつは、自然がそのままの状態にある健全な環境で生まれます。みつばちが200万年ほど前から行ってきた彼らの健全な日常を私たちはなるべく保全することで多くの人に「美味しい」と喜んでもらえるはちみつを提供したいと思っ …