養蜂&はちみつコラム

カラスザンショウの季節になりました

君津の山里の夏に賑わうカラスザンショウの花

花の蜜を集めるミツバチ、春から秋にかけて、彼らが集める「花」、蜜源植物には共通して傾向があります。

どの蜜源植物も大規模に開花します。雪見草を例にとって、以前にコラムで芭蕉の弟子、曾良の句を紹介しましたが、雪見草のみならず、アカシア、ミカン、どんぐり、カラスザンショウなど山里の風景の一部を染め上げるようにして開花します。それらの花は、私たちの日常で見られる鮮やかにして大輪の「花」ではありませんが、自然の営みのなかではミツバチに最大の恩恵をもたらしてくれる地味にして、ありがたい存在です。

さて、今年の君津、梅雨明けが遅れ長雨が続いています。それでも、天の恵みはもたらされ、幸いにもクロバナエンジュ、ミカン、雪見草(豊作)、どんぐりと集蜜をすることができました。ファイナルは君津名産、カラスザンショウなのですが、この長雨が開花に影響するかもしれません。雨がこれ以上長引けば、花が雨の影響で腐り、ミツバチの活動が妨げられてしまいます。早く梅雨が明けますようにと天の恵みを祈り、今年もカラスザンショウ蜜が豊作でありますように、そしてミツバチがその恩恵に賜れますように、私たちは祈るばかりです。

齊藤雄紀、隆一、克明

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