養蜂&はちみつコラム

この時期の給餌

これはカレーではありません。この時期に養蜂家が働きバチに与える2種類の餌のうちの一つ、花粉餌です。以前のコラムで冬季、砂糖の給餌について述べました。砂糖は働きバチの餌となりこの時期の彼らの活動を支えますが、これから春に向けて働きバチにはもう一つの重要な仕事があります。これから生まれてくる幼虫の世話です。このカレー色をしたものは、花粉を練ったものですが、これから生まれてくる巣箱の中の幼虫の成長を支える餌になります。

「真冬の時期に既に幼虫の餌を与えるの?」という疑問もありますね。回答は、あえて今の時期に花粉餌を働きバチに提供することで彼らのライフサイクルを活性化させるという意図もあるのです。

ミツバチの自然の営みのなかにも、養蜂家が少しだけリードできることがあります。もちろん、遺伝子組み換えなどとは違います。あくまでも主役はミツバチであり、彼らを取りまく自然です。養蜂家は、彼らの習性を熟知し、良い結果を生みだすべく、彼らと自然を尊重して行動しなければいけません。少し早めの花粉給餌ですが、この暖冬を考えると妥当と判断しました。

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