養蜂&はちみつコラム

2020年の回想―その3

スズメバチ対策ネットを外した第二養蜂場

師走ももう10日です。時の経つのは早いですね。今年も余すところあと3週間余りになりました。写真はスズメバチ対策のネットを取り外した第2養蜂場です。9月、10月とひっきりなしに養蜂場に攻め入った黄色スズメバチ、オオスズメバチも今はすっかり姿を消しました。

前々回ご紹介した今年の回想1の風景(2月)に戻ったわけです。蜜源植物が途絶えた今でも、晴れた日にはミツバチは元気に活動します。それぞれの巣箱(ミツバチコミュニティ)によって、活動の大小はありますが、元気な群は写真のように現在でも太陽の恵みを受けて盛んに日中は活発に動きます。

今の時期でも元気に活動するミツバチ達

今年の3月上旬、テレビ番組ではちみつがインフルエンザウィルスの増殖を抑えるという報道がなされ、新型コロナウイルスへの期待も込めて世間の注目をあびるようになりました。時は山桜の開花の頃でした。

ミツバチは、新型コロナウイルスに関係なく、一所懸命に山桜蜜を集め、私たちもその恩恵に預かることができました。さて、来年度はいかがなものでしょうか。元気なミツバチ達に期待し、新型コロナウイルスのワクチンの一日も早い完成を望むばかりです。

齊藤克明

 

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