養蜂日記

収穫の秋

収穫を終えた君津の田んぼ

猛暑が続いたせいかいつもの年よりも今年は稲刈りが早いように思います。ここ君津の田んぼも8割くらいが収穫を終えています。半世紀くらい前までは、稲刈りは人力で行われ、稲の乾燥のため刈り取られた田んぼに稲穂が干されたものです。この時期、昔は田んぼが子どもたちの遊び場であり、秋から冬にかけて田舎の子たちは日没まで田んぼで過ごしたものです。

毎日、養蜂場に通う道路の両脇はおおよそ田んぼに囲まれています。幸いなことに稲作という日本文化のベーシックを愛でながら日々の仕事を進めていけることは、このうえなく幸いなことのように思います。

養蜂にとってのこの時期は、「収穫」がほぼ終えてミツバチたちのサポートになります。ミツバチにとってとても怖いスズメバチ対策が今の課題ですが、「自然」という観点からスズメバチも食物連鎖においては、重要な役割を担った昆虫です。隆一、雄紀が考案した養蜂場全体をネットで覆うことは、納得できるナチュラルサポートですね。Bee Conciergeが追い求めるのは自然の恵みです。自然であるからこそ、多くの人に愛されるはちみつであると私たちは信じています。

このナチュラルプロダクツをさらに皆さんから愛されるクオリティーでお届けするため、Bee Conciergeは活動を続けます。

齊藤克明(父)

 

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