君津の里山に咲く雪見草の花（2020年初夏）

常時マスクをして外出する夏は私たちにとって生まれて初めての経験です。バケーションの季節でありながら旅行にはかなりの配慮が必要なのも初めてでしょう。

君津の山里に先週あたりから蜩が夕方に鳴きはじめました。いつもの夏ならばアブラゼミが日中はけたたましく鳴く時期ですが今年は違います。

大都市でのコロナ感染者が増えるなかで、テレワーク、在宅勤務が徐々に浸透しつつありますが、養蜂は、そのほとんどが自然とのかかわりなので、仕事でのストレスは感じません。巣箱のメンテナンスから集蜜、濾過作業からボトル詰めまでコロナに関係なくいつものルーティーンを淡々とこなしていけることに感謝しています。

夏を迎えるBee Concierge養蜂場

私たちは定点養蜂ですので、千葉を離れてミツバチを移動させることもなく、君津の山里を中心にして、その成果を日本全国の皆さんに提供できます。養蜂は自然と共にあるという現実に感謝しています。さて、その自然ですが、昨年は台風の直撃がありました。今年は大きな天変地異がないことを祈りつつ、カラスザンショウ開花の時期、8月に臨みたいと思います。

齋藤克明記

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