養蜂&はちみつコラム

更に増えつつあるミツバチ

写真は前月28日にご紹介したミツバチの増加時にできる無駄巣を集めたものです。巣箱一つの大きさは、人が両手で抱えられるほどで、その箱の中に長方形の巣枠を重ね、ミツバチはそこに蜜を貯め、また女王蜂が生んだ卵を育てるための部屋として使います。一つの巣箱に巣枠がいっぱいになると、二階建てにして、あらたな巣枠を増してやることで、彼らの「倉庫」と新生児の「住居」が確保されるわけです。新たな倉庫と住居を提供するのは、養蜂家の極めて重要な仕事です。

「前回の巣箱のチェックでは、無駄巣はみあたらなかったのに・・・」2-3日おくと働きバチがもうこんなに自分たちで巣を作ってしまうのは、今年の驚くべき暖かさのせいで彼らの活動サイクルが例年よりも早くなっているためかもしれません。

 

斉藤克明

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