はちみつとの出会い - スイスのホテルにて
スイスの南、イタリア語圏のルガノという町に行った時のお話です。
この町はドイツの文豪、ヘルマン・ヘッセが晩年を過ごした町で、湖の湖畔に展開する街並みには、とても粋で春から秋にかけて、欧米の観光客で賑わいます。
街の中心地にあるルガノダンテホテルに泊まる機会がありました。スイスのホテルはパンとチーズがとても美味しく、ホテル、レストランは日本並みのホスピタリティ(歓待)精神があります。
そこでの朝食ビュッフェに、アメリカやイギリスでは到底考えられないのですが、砂糖の代わりにはちみつがポットにいれられて提供されていました。流石にスイスですね。美味しいパンとチーズ、そしてプレーンな乳製品には、はちみつがベストマッチです。コーヒー、紅茶はもちろん、健康志向の人たちへのホールウィートブレッド(全粒粉パン)にはちみつはベストの相性です。
すこし贅沢な健康志向の宿泊客に、はちみつは何よりのおもてなしであることを実感しました。ぜひ、皆さん、スイス旅行をプランするときは、ルガノをルートに入れてみてはいかがですか。イタリアのミラノまでは車で1時間のところにあります。
斉藤克明(父)