ミツバチ-その集団としての知性
ミツバチが集団として、彼らの役割分担をそれぞれが全うするとき、その果実としてのはちみつを皆さんに提供することが出来ます。したがって、養蜂家はミツバチがそれぞれの機能を十分に果たすための管理者であり、応援者です。
管理、応援の方法は季節や自然状況によって変化します。今の時期、彼らの知性はミツバチ人口の増加に向けられています。
女王蜂は、日々産卵に励み、内勤バチは孵化した幼虫の世話に当たり、内勤バチより少し前に生まれた働きバチは、山里に開花している花蜜と花粉を晴れた日には終日集めては巣に運びます。
この一連の動作は、将にひとつの知性と古今の養蜂に携わる、あるいは研究した人々は言います。
(つづく)
斉藤克明