養蜂日記

2022年―静かな養蜂場

師走も押し迫ったころ、ようやくコロナ禍からの出口が見えてきたと思うまもなく、正月休みが終える頃には、コロナ第6波の対応に社会全体が覆われてしまいました。

写真は、養蜂場から数キロの鹿野山展望台からの美しい初日の出なのですが、集まった人々はコロナ禍からの解放をお日さまに願ったのではないかと思いますが、自然は私たちの意のままは動いてくれません。

さて、養蜂場のミツバチたちは、この寒さの中でも幸いなことに例年どおり大きなトラブルもなく春に向けて越冬しています。

あと一か月ほどすれば、梅が咲きます。万葉の時代は、「花」といえば桜でなく梅であったそうで、その歌数も桜よりも梅のほうが多かったそうです。

養蜂場のミツバチは、西洋生まれのアピスメリフェラですが、先住の日本ミツバチよりもより鋭い花蜜を集める集中力をもって、春の兆しの梅花蜜集めで元気に今年の集蜜をスタートできるように、彼らをサポート、そしてバックアップしていきたいと雄紀、隆一の養蜂兄弟はいつもの日常に励んでいます。

 

斉藤克明

 

 

 

 

 

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