雨の養蜂場
8月になり、長雨が猛威を振るっていますが、本来なら夏の暑さをもろともせず、活発に活動するこの時期のみつばちですが、今年は残念ながらいつもの夏とは勝手が違います。日本の在来種のみつばちよりもヨーロッパ生まれのみつばち(アピスメリフェラ種)は、ダニに弱いと言われています。
ヨーロッパの地中海性気候にあっては、日本のような高温多湿の夏はなく、ドライな気候なのでダニそのものが少なく、ダニに対する免疫力は日本ミツバチのように持つ必要がなかったのではないかと推測されます。
明日から1週間ほど、千葉は雨の降らない予報なので、外勤バチの活動が群全体を活性化させ、秋への準備が順調に進められるよう、彼らを応援したいと思います。
斉藤克明