養蜂日記

日本のはちみつ文化 - おじいさんのはちみつ作り

養蜂ブラザーズ、雄紀、隆一の母の故郷は岩手県ですが、彼女の幼少時の記憶に「おじいさんのはちみつ」があります。日本の現代養蜂では、西洋ミツバチ(アピス・メリフェラ種)がほとんどで、純粋な日本ミツバチの作る蜜は一般的にはほとんど流通していないといっていいのではないでしょうか。

養蜂ブラザーズからみると、曾祖父にあたるおじいさんは明治生まれです。そのおじいさんのなりわいは農業だったそうですが、昔のことゆえ、農閑期に趣味の養蜂をやっていたわけです。さて、その日本ミツバチ、丸太をくり抜いただけの仕掛けに巣を作るのだそうですが、営巣は毎年ではなかったそうです。西洋ミツバチと比べると、気まぐれ、単花の集蜜力は劣りますが、彼らが集めた蜜は雑味が入るものの濃いそうで、その味の記憶は今でも雄紀、隆一のお母さんには残っているそうです。

雄紀は実験的に養蜂場の敷地に野生ミツバチのための巣箱を作っています。そこでもしかすると、日本ミツバチが営巣する日が来るのかもしれません。

斉藤克明

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