養蜂日記

#2養蜂アップデート 

先月23日の養蜂日記で、新型コロナウイルス関連でニュージーランドとアメリカの中等教育機関の現実について触れました。

欧米の国々と比較すると、日本の養蜂業界は一般的農業の実情同様、その高齢化が進んでいます。その規模からしても10年単位で考えると大きな進展は望めないようにも思います。

そして今回の新型コロナウイルスによる経済的停滞です。

小規模運営が多い日本の養蜂業は少なからずその影響を受けるものと思われます。その保全のための特効薬といえば経済的助成でしょうが日本の社会全体が大きな打撃を受けているわけですから公的援助を期待しても即効的効果は難しいように思います。

唯一、幸いなことは、はちみつを作り出すミツバチが今回のウイルスの影響を受けていないことです。ミツバチが花蜜を集める場所は、おおよそ人里から離れた自然に囲まれた地域であるがゆえに、それに従事する人たちもコロナウイルスからはかなりの距離を置いたところで仕事をしています。

はちみつそのものがコロナウイルスを含むということは考えられません。

そのような環境で養蜂事業に従事できることを自然に感謝して、今の世界に役に立つようなことを、養蜂を通じて追及していきたいとBee Conciergeファミリーは思っています。齊藤克明(父)

 

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