養蜂&はちみつコラム

失敗

人生には失敗はつきものとよく言いますが私もよくやるものです。

というかしょっちゅうです。失敗しなかった日が無いほどです。

今回の失敗がこちら

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普通の巣枠の下に同じくらいのサイズの巣がくっついているのが見て取れると思います。

これはムダ巣と呼ばれるもので通常、ミツバチの巣は巣枠に沿って蜂に作らせる物なのですが、巣枠に対して蜂の数が多すぎると蜂が自分勝手に巣を作り始めてしまうのです。

結果、この様に巣枠の下等に大きな巣ができてしまいます。

このムダ巣、何が問題かというとこの中に蜂が蜜を貯めたとしても遠心力分離器では採取することが出来ないのです。

結果、中に入っている蜜が無駄になってしまうということでムダ巣と呼びます。

本来無駄巣を作らせないように蜂の数に合わせて巣枠をどんどん追加するのが我々養蜂家の仕事ですが、それが追いつかなかったのが今回の失敗です。

因みにこういった無駄巣を私はどうしているかというと、切り離して台の上に置いて養蜂場の片隅に放置します。

そうすると、周辺の蜂達が蜜を舐め取ってくれて巣の中身を空っぽにしてくれます。

空っぽになった巣は回収して溶かしてロウソクにしてしまいます。

皆無駄無駄と言いますが、案外使い道があるのが無駄巣です。

 

 

 

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