養蜂&はちみつコラム

秋が来ます ― スズメバチの襲来#1

ミツバチこよみでは、もうすぐ秋がやって来ます。野山には、まだ色々な花が咲いていますが、彼らのコミュニティーを支えられるほど大量の蜜を出す植物は君津の山里ではカラスザンショウをもって、はちみつ年度は終わりを告げます。

そして、養蜂場にはスズメバチが散見されるようになりました。雄紀によると、オオスズメバチであれば、数匹でミツバチコミュニティー一個、すなわち巣箱一つを壊滅させることができるのだそうです。そのオオスズメバチはまだ、養蜂場に表れていませんが、キイロスズメバチ、コガタスズメバチは長雨のせいもあるのかもしれませんが、彼らにとって絶好のハンティング源となるミツバチコミュニティーを目ざとく探しあて、斥候にあたるスズメバチが養蜂場に現れ始めました。

そろそろ、スズメバチ対策として養蜂場全体のネット張りをする季節、すなわち私たちにとっての秋が始まろうとしています。

 

斉藤克明

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