蜜源作戦-その1
写真は養蜂場付近の山の伐採を行っている雄紀と隆一です。ヘルメットにチェーンソー、腰には伐採剪定用ノコギリ、養蜂とは無縁ともいえる装備ですが、その目的は蜜源植物の植林にあります。皆さんに好評を頂いたくり蜜、その蜜源は野生のくりの木です。それを増やし、雄紀が以前から取り組んでいるユリノキも養蜂場付近に植えるため、採蜜が終わった今の時期、本業よりもタフで労力も要り、なおかつ安全に十分に配慮が必要なテーマに取り組んでいます。
結果はすぐにでるものではありません。くりやユリノキが花を咲かせ、ミツバチが集蜜できるまでには少なくても五年はかかります。それが定着するまでには英語で言う、ワンディケイド、10年は必要でしょう。ミツバチの育成と共に、自然もなるべくその形を残させて人ができることをしていく、私たちが求めているのは、自然との共存に他なりません。
齊藤克明