新型コロナウイルスへのはちみつ効果―臨床試験
アメリカ国立医学図書館 (National Library of Medicine)のウェブからの情報ですが、エジプトのカイロ郊外にあるミスル科学技術大学(私立、生徒数20,000人、創立1996年)で新型コロナウイルスに対するはちみつ効果の臨床試験が2020年3月下旬から開始されました。試験の内容に興味のある方は、ClinicalTrials.gov Identifier: NCT04323345で検索してください。今年12月15日に一次結果が報告され、最終結果は2021年、1月15日になるそうです。
エジプトの遺跡で発見された2000年ほど前のはちみつは、驚いたことに使用できる形で残っていたそうですが、その抗菌作用、栄養、高脂血症予防、皮膚障害への効果はエジプトだけではなく、世界中に周知されています。また、アメリカのFDA(食品医薬品局)は2007年に裂傷への抗菌作用を認めています。
はちみつ使用の長い歴史を持つエジプトで新型コロナウイルスへ臨床試験、その結果に期待しましょう。