養蜂&はちみつコラム

#5 ミツバチの共同社会 育児について

<5日のコラムに続きます>育児は内勤バチの仕事です。そして彼らは、産卵を担当するそれぞれの巣で1匹しかいない女王蜂への給餌も担当します。女王蜂にローヤルゼリーを提供するのは、内勤バチの仕事です。

女王蜂(中央)とそのサポート役として彼女の周辺を固める内勤バチ

ローヤルゼリーは、外勤バチから提供される花粉を内勤バチが食べて作られますが、花粉というたんぱく質の塊から内勤バチは、ビテロジェニンという免疫力を高め、ストレスを軽減し、疲労や消耗を防ぐ強力な抗酸化剤兼栄養の素を作り出し、孵化した幼児に数日間与えます。このローヤルゼリーのみを女王蜂は摂取することで、2-3年の生命を与えられ、冬の時期を除いて産卵という自分の使命を全うし続けます。

内勤バチの育児は、孵化した幼児に3日ほどローヤルゼリーを与えるとその供給をやめます。その結果、1-2か月の寿命の働きバチが生まれます。つづく

齊藤雄紀談、齊藤克明(父)筆

 

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