太陽とみつばち
養蜂場にはたくさんのみつばちの巣箱が並んでいます。その巣箱にははたらき蜂がせっせと貯めた蜜を貯蔵する倉庫的と、女王蜂が生んだ卵を孵化させる六角形の小部屋とに分かれた板状の巣が数枚入っています。卵が孵るのに適切な温度と湿度は働き蜂によって常に調節されています。
皆さんがイベントで見ることのできるBee Concierge特性、ガラス張りのみつばちの巣は巣箱のプレート一つを彼から1日だけ拝借してきたものです。
彼らの巣は、外界から完全にシャットアウトされ、一つの巣箱にいる5000匹あまりのみつばちの出入り口は高さ8ミリ、幅20センチ、奥行き10ミリほどのとても狭い場所一か所だけです。この通用口を通って数千のみつばちが昼間出入りしますが、そのガイド役は太陽であるようです。つづく 雄紀、隆一談、齊藤克明(父)筆