欧米では、食事の後、甘い物、デザートを食べるのが習慣になっています。あるアメリカ生活の長い友人と寿司屋で食事をして、その人が年季の入ったカウンターの大将に、「デザートをください」と言いました。その大将、「べらんめえ、寿司屋で甘いもんといえばたまごしかねえんだ」と来るかと思ったら、「いいですね。アイスクリームならあります」ときました。なるほどグローバル、そんな時代になったのかもしれません。

さて、アイスクリームとはちみつの組み合わせは、甘いもの同士、いかがなものかと考えられるかもしれませんが、いけるのではないかと思いついたのは、アメリカ系航空会社の太平洋国際線でデザートにプレーンアイスクリームのトッピングに10種類ほどのバリエーションがあったからです。定番のチョコレート、カラメル以外にも、ラズベリー、チョコチップス、グラノーラ、ヨーグルト、ママレードジャム、ストロベリージャムなどなど、それだけでも一食分になりそうです。更には、それをサーブするフライトアテンダントさんが作る笑顔がいかにも「美味しいよ」なのです。

チョコレートやカラメルならば、より健康には良いはちみつがアイスクリームとコラボしてもいいのではないかと思いつきました。バニラよりもプレーンなアイスクリームに好みに応じて、淡色系、あるいはミネラルに優れた暗色系のカラスザンショウなどを合わせてください。

食べすぎは禁物ですが、美味しいもののクオリティーを楽しむため、数スプーンのアイスクリーム+はちみつデザートをお勧めします。