スズメバチ対策
養蜂においてこの時期最も注意しなければならないのがスズメバチです。
というのもスズメバチは肉食性の極めて大型の蜂で日本各地に生息しています。ミツバチの巣を襲ってミツバチを食べてしまうのです。
一応用法道具屋ではスズメバチ対策機器としていろいろなものを売っていますが、去年はそれらを使ってもうち蜂に数千匹の被害が出ました。
そこで今年、被害を食い止めるべく新しい対策を実施しました。それが「スズメバチ防御ネット」です。
このネットは8mmの穴の大きさでできており、ミツバチは通れるのですがスズメバチは通れません。
このようにネットをかけておくとスズメバチはネットのせいで巣箱の中に入り込めないのでしばらく右往左往した後諦めてミツバチを一匹だけ捉えて帰っていきます。
因みにネットをかけておかないと巣の入口付近にスズメバチが居座って巣箱の中にいるミツバチを皆殺しにしたあとゆっくりと巣の中のはちみつを根こそぎ食い尽くします。
今年初めて導入した対策だっのでうまくいくか心配でしたが今のところうまくいってます。
なんとかこのまま蜂を元気な状態で来春まで持ちこたえたいものです。