モグラがやって来ました
養蜂という自然を対象にした仕事に従事していると、生物との知恵比べを余儀なくされることがたくさんあります。君津の山里での農業は、シカ、イノシシ、サルなどから農作物をどのようにして守るかがとても大きな課題であることは間違えありません。彼ら以外にも作物を好物としている昆虫や鳥はたくさんいますから、「考える葦」の実践が切実に求められることになります。
さて、今回、君津の自宅の庭にやって来たのは、モグラでした。夜の間に庭を掘り進み1-2メートルの間隔で土が地表に30センチほど盛り上がっています。
コメリでモグラよけの顆粒状の薬(農薬ではなく動物が嫌気する匂いを発する成分)を盛り上がった土を掘り起こして各所に巻きました。モグラは昼間には活動しないようです。この対策で彼らが庭への進出を忌避してくれると良いのですが・・・。
斉藤克明