養蜂日記

君津の里山について

養蜂場のある君津の里山は、豊富な自然と興味深い建物や施設があります。

秋が深くなってきた今の時期、夜にはちみつのチューブ詰めをしていると、「キーン」という甲高い音が聞かれることがあります。雄紀に尋ねると、「鹿だよ」。

アメリカの東海岸のボーディングスクール訪問をしているときには、鹿の親子連れが、学校のキャンパスに広がる木々の合間を歩いているのを見かけたことがありますが、日本では生まれてこのかた、鹿を見たのは、奈良に行った時だけです。

養蜂家、齊藤雄紀、隆一は、君津の市街から車で20分ほどの福岡という里山で定置養蜂をしていますが、この地はまさに百人一首、猿丸太夫の歌、

「奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき」そのものです。

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そのような山里ですが、作業場兼住居の付近で先週撮った写真を添付します。今の時期に、バナナの青い実がなっています。これも不思議な光景ではあります。

 

斉藤克明

 

 

 

 

 

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