野生のサルが増えているようです
養蜂場近辺に野生のサルがこのところ目立って増加しています。熊ではないので、彼らが巣箱を壊してはちみつをむさぼることはありませんが、養蜂場の安全を確保するために見回りは欠かせません。
最近の養蜂場見回りで雄紀がサルに遭遇しました。複数ではなかったので、養蜂場外に追い出そうと威嚇すると、サルは木に登り、そこから動かずジッと雄紀をにらみつけたそうです。負けじと雄紀もそれに応じ、目を逸らせることなく10分ほどにらめっこが続いたそうです。結局、サルは養蜂場から離れていったとのことです。
サルが目当てとする食べ物は、養蜂場そのものにはないので実害は出ていません。しかし、彼らが生活する場所がこれから無差別に人為的に狭められれば、彼らも人の領域に侵入してくる可能性は十分に考えられます。自然のバランスを尊重するBee Conciergeとしては、サルだけでなく、鹿、イノシシ、アナグマ、タヌキなどの動物ともに君津の里山地域を守りたいと思っています。
斉藤克明