養蜂日記

静岡で蜂が大量死してるらしい2

前回書きました蜂の大量死なのですが、原因が分かってません。

というのも前回も書いたのですが蜂の死体が残らないので分析できないんです

蜂群崩壊が起こると蜂は遠くまで飛んでいった上で死ぬので巣箱から半径5kmにわたって散り散りになって死ぬことになります。

そして自然の中で死ぬため死体は速やかに蟻、カマキリ、オサムシ、トカゲ等の野生動物に食べられて跡形も残らないため、何が原因で死んだか調べられないんです。

ただ、確定はしていないものの、原因は大体わかっています。この現象の原因は農薬だと言われています。

最近開発されたネオニコチノイドと呼ばれる農薬で昆虫の神経伝達物質の反応を阻害する殺虫剤です。

この殺虫剤を実際に蜂に投与すると例の大量死と同じように巣から蜂がいなくなってしまいます。

しかもこの農薬が使われ始めた時期と蜂の大量死が起き始めた時期が概ね一致するためまず間違いなく農薬のせいだろうと言われています。

でも肝心の証拠がないため日本ではこの農薬の規制がされていません。(ヨーロッパでは一部規制されています)

おそらく日本ではこの農薬はそう簡単には規制されないと思います。というのも日本では養蜂はそれほど盛んではなく・・・むしろ衰退している産業のため、国もあまり保護してくれませんから。

もっと養蜂が盛んになってこの産業の重要性が知れ渡ったら・・・状況は変わるんじゃないかと思います。

そのためにも私が頑張らないといけない。

 

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