養蜂日記

自然と共に

皆さんこんにちは。雄紀、隆一の養蜂事業をサポートしている斉藤克明(父)です。アメリカボーディングスクール(寮制中学、高校)へ留学を希望する生徒とそのご家族へのコンサルティングが私の前職ですが、39年間のキャリアに昨年末で半ば終止符を打ち、現在は既存の生徒のサポートと養蜂事業のサポートをしております。

真夏に生き生きと茂るカラスザンショウ

過去10年間にアメリカ、カナダ、ニュージーランド、スイスへは100回以上渡航し、広大な自然の中にある多くのボーディングスクールを訪問したので、自然環境の大切さ、ありがたさは身に染みています。しかしながら、英語圏への学校訪問は、常にスーツ、ネクタイ着用であり、現場でたまに生徒と一緒にスポーツをすることはあっても、山の木や竹を切り倒したり、開墾したりするといった自然相手の作業とは無縁でした。

今は息子たちと一緒に、作業用ツナギを制服として、みつばちの面倒を見るため軽トラックで千葉の山中を息子たちと駆けてあるいています。将に、仕事においては、コペルニクス的転回を求められたわけですが、私は自己の幼少時代に帰ったように思えるのです。

そこには、パソコン、携帯、タブレットなどはありません。遊びといえば、ゲームセンター、遊園地などではもちろんなく、家から1キロくらい離れていた田んぼや川、そして小高い山がお決まりの場所でした。

春から初夏にかけて、住宅地から見下ろす田んぼは、一面のレンゲ畑、萌えるような濃い桃色に染まるころから、夏にかけて遊びのバリエーションも徐々に増えていくのです。

そんな幼少時代の原体験、原風景を還暦過ぎてデジャブ的に経験するとは思いもよりませんでした。幼少時との違いは、遊び相手がみつばちであり、それがかけがえのないビジネスパートナーでもあるということです。

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