蜂の卵について

この前女王蜂について書きましたが、今回は生まれる前の卵について。

巣箱の中には「女王蜂」「働き蜂」「オス蜂」の三種類の蜂がいます。

この内「女王蜂」と「働き蜂」はこの前の嬢王蜂のブログに書いたとおり同じ卵です。

しかし、オス蜂だけは卵の段階から違う卵です。

では雄蜂の卵はどこが違うかというと、オス蜂の卵は無精卵なのです。

無精卵とは精子と受精していない状態の卵の事ですが、人間を始め昆虫類でも多くの生物は卵は精子と受精しないと卵は育ちません。

しかし、蜂の場合無精卵だとオスの蜂が、有精卵だとメスの蜂が生まれるのです。

この特殊な性決定システムは思った以上に複雑で私も理解しきれてはいないのですが、要するに受精せずに遺伝子の量が半分の状態で生まれるとオスになるという事の様です。

そして、どうやら蜜蜂の巣の中ではこの二種類の卵の産み分けは働き蜂によって制御されているようです。

女王蜂は卵を産む際に巣の穴の大きさでオス、メスどちらの卵を産むか決めてる様なのですが、この巣の穴の大きさを決めているのは働き蜂です。働き蜂はその時々で働き蜂が少なければ働き蜂用の巣を作り、オス蜂が少ないと感じればオス蜂用の巣を作る事で群れの中の男女比を調整しているようです。

以外にも、群れの中での女王の決定権は少ないようです。