養蜂日記

分蜂群捕獲

今年は例年より桜の開花が早く、調べてみたら千葉県は11日も早い開花でした。

そのせいかうちの蜂たちも数が増えるのがかなり速く、対応に追われる毎日です。

 

昨日は知り合いの蜂の分蜂群の捕獲を手伝いました。

高い木の上に分蜂群が逃げると大抵の人は諦めてしまいますが、長年分蜂され続けた私からしてみればこの程度の状況は大した事はないのです。ちょちょいと木に登って、ささっと捕まえました。(嘘です、3時間くらい必死に木の上で格闘してようやく捕獲しました。しかも木が滑るので8mの上空で足を震わせながらの作業でした。)

少しでも油断すれば間違いなくミツバチは分蜂します。毎年分蜂で群を弱らせる事の多い私なので今シーズンは分蜂0、もしくは分蜂全捕獲を目指して行こうと思います。

でもミツバチにとって分蜂するのが本来のあり方だということは忘れてはなりません。蜂の声を聴いて蜂の邪魔をできるだけしないようにしていきます。

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↑分かりにくいですが上の方の緑のつなぎ服が私です。大体8m位の高さです。

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↑画像には映ってませんが左の枝の先に分蜂群がくっついてます。網で捕獲しようとしたり、叩いて下に落とそうとしたりしましたがうまく行かず、地主の許可を得て枝をのこぎりで切り、ロープを結んで下に引きずり落とすという荒業を使って捕獲しました。

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↑分蜂群の付いた枝を慎重に切り取り、くっついている蜂を空き箱の中に叩き落したうえで、箱の出入り口の前にその枝を置いておくと、驚くほどスムーズに巣箱の中に入っていきます。分蜂群は新しい巣箱が欲しくてしょうがないので適当な巣箱の中に放り込んでやればその場に定着する上に辺りを飛んでいる仲間たちも匂いにつられて最終的に巣箱の中に納まります。

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