養蜂日記

雨の日でも仕事は沢山

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雨の日は基本的に蜂たちの箱は開けないので仕事が無いと思われがちなのですが、意外と仕事だらけです。

まず上二枚が巣箱の制作模様。巣箱には「本箱」と「継ぎ箱」の二つがありますが冬の間本箱は目標まで作れたんですが継ぎ箱が少々足りないので制作中。

うちは2mの板から巣箱の各パーツを切り出し加工して制作するので全工程を鑑みると一日あたりせいぜい2箱~3箱しか作れません。雨の日に一気に作業を進めるとともに普段から夜や寒い日の朝なんかにパーツを作っておきます。

下二枚は巣枠の巣礎貼り。蜂の巣の土台である「巣礎枠」は木でできた「木枠」と「巣礎」と呼ばれる蝋で出来たシートと組み合わせて初めて土台として機能します。

実は「巣礎」のシートは熱や衝撃に弱く、完成状態の巣礎枠のまま保管するとちょっとしたことで壊れるため、木枠と巣礎は別々に保管しておき使用する一週間以内くらいになってから組み合わせて完成させます。

巣礎と木枠を組み合わせる際には下の写真のように木枠に張った針金に電流を流して加熱させて蝋で出来た巣礎を溶かしながら埋め込みます。

ミツバチたちの活動はここにきてより一層元気になってきました。しかし巣箱という人工物に閉じ込めている以上我々がちゃんとしないと蜂の足を引っ張ってしまいます。

蜂が元気になった今が正念場です

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