分蜂発生
飼っている蜂が分蜂しました。
分蜂というのは簡単に言うと女王蜂が働き蜂を引き連れて新天地を目指し旅立つことです。
本日12:00
手前の列右から二番目の箱からミツバチが一斉に出て行っています。写真のなかの黄色い斑点は砂嵐でもレンズの汚れでもなく全部ミツバチです。
本日12:10頃
飛び出したミツバチたちが低空を舞っています。あまりに空中の蜂の密度が濃くなるので雲一つ無いにも関わらず、辺りが暗くなってしまいます。
この状態で、ミツバチたちは一時的に休憩するため休む場所を探しています。
↓12:30
どうやらこの辺りでみんなで休憩する場所を作るようです
↓12:40
明らかに画面中央の松の木にハチが寄っています。ここに休憩所を作るようです。
↓13:00
やはり松の木に皆で止まりました。まだ飛んでる蜂もいるので全体でゆうに8000匹はいるでしょうか。
本来であればここでみんなで休憩しながら数時間~数日かけて新しい住処を探すのですがどこかに飛んで行かれては困るので人の手で捕獲します。
↓13:10
右に移っている巣箱の中に蜂たちをあらかたねじ込んだ後の画像です。なにせ一人でやっているのでその間の作業風景は撮影できませんでした。
虫取り網で捕まえて箱の中に流し込むだけの簡単な作業です。
しかし、それだけだと一部の蜂が木の枝にとりついたまま残ってしまうので、この時は残った蜂ごと枝を切ってしまいました。
↓13:20
切った枝を巣箱の前に置くと蜂たちは自然と仲間たちが入っている巣箱の中に移っていきます。
これで概ね捕獲作業は完了です。
あとはこの巣箱を今日の夜飼いやすい場所に移動するだけです。因みに翌日昼以降だと蜂がここを巣箱の場所と記憶してしまうので、移動が可能なのは今夜だけです。先ほど行ってきました。
これから一か月ほど分蜂の多いシーズンが続きます。休憩場所が網の届く範囲で、なおかつ私が現場にいれば分蜂群を捕獲するのは簡単ですが、私がいなかったり、網の届かないところに蜂がいたら、たちまちどこかに蜂は飛び去ってしまいます。分蜂される前に手を打って防げばいいのですが、なかなか全部の蜂に手を打つのは難しく毎日監視と分蜂防止処置をする日が続きそうです。