寒いけど元気な蜂
最近寒い日が続きますが皆様如何お過ごしでしょうか?
私は昨日気合を入れてブログ書いたんですが書いた記事を保存するのを忘れたため今一から書き直しているところです。
・・・南無三
昨日はかなり暖かかったですね。普段蜂はこの時期巣箱に引きこもってて外に出てこないんですが、昨日は珍しく巣箱から飛び出して飛び回ってました。
その様子が下の写真なのですが、この写真を見てるあなたが養蜂家なら一つおかしな所があります。どこかわかりますが?
…そう、この寒い時期だというのに蜂が花粉団子をつけているのです。
用語解説
花粉団子…ミツバチが花に訪れた際、花粉を後ろ足にペタペタ貼り付けて団子状にしたもの。割と強力に後ろ足にくっついており、ミツバチはこの状態で花粉を運搬する。場合によっては花から巣まで数km足に花粉団子をつけたまま飛ぶ。
↓中央やや右の蜂の後ろ足についてる黄色い塊が花粉団子
…なんでこの時期に花粉団子をつけているのが不思議かというと本来花粉は主に蜂の幼虫が食べる食料なのです。
- 自分では動けない幼虫の代わりに成虫が花から集めてくるものなのですが、
- 実はそもそも冬のあいだは女王が卵を産まないため
- 幼虫は巣の中に居ないはずなのです。
しかも、この時期は花が殆んど咲か無いため一体どこから花粉を持ってきたのか・・・
しかしそれでも花粉を持ってきたということは来春に向けての準備をもう始めているのかもしれません