はちみつと砂糖とダイエットの話
はちみつはカロリーが低くダイエットに効果的などと言われていますが、本当でしょうか。
結論から言うと本当です。この意味ははちみつと砂糖の分子構造を比較するとわかりやすいです。
まず砂糖はスクロースという分子でできています。スクロースは2糖類と呼ばれる分子構造をしています。画像にするとこんな感じ。
二個の輪っかがくっついてますね。実はこの分子の輪っかは右も左も両方舌に甘味を感じさせる効果を持っているのですが、舌に触れた際片方は舌の感覚器官に触れないため甘味を感じさせることなく無駄になってしまうのです。
一方のはちみつは分子構造的にどうなっているかというと
こんな感じの二種類の輪っかの分子がはちみつの当分の主成分です。上がフルクトース、下がグルコースといいます。どちらも単糖類と呼ばれます。
見ての通りこの二つは砂糖のフルクトースを真ん中で切ってバラバラにしただけの構造ですが、このバラバラになったことが非常に大きな意味を持ちます。
ハチミツのこの二つの分子はそれぞれ単体で舌に甘味を感じさせるため、糖分だけで見ると大体砂糖の二倍甘くなるのです。
尤も、はちみつには20%の水分があるのと、他にも色々と制約があるため重さで比較するとはちみつの甘さは砂糖の約1.3倍になります。
そういうわけではちみつは砂糖よりも単純に甘いために砂糖よりも使う量を減らす事ができるので結果的にダイエットにつながると言われているのです。
実はそれ以外にもダイエットにつながる理由はあるんですがそれについてはまた今度