厳しい冬を乗り越えて
写真は今年の最初の2段巣枠の働きバチの入り口の様子です。昨年よりも厳しい寒さ、そしてミツバチヘギイタダニの執拗な攻撃にも耐えて、早咲きの山桜を目指して巣を飛び出していく彼らを見ていると、感謝と応援の気持ちで満たされます。
養蜂場の入り口にあるマメザクラはご覧のように満開で、多くの外勤バチがその花にダイブしていました。もちろん、河津桜、アタミハヤザキもピンクの花を見事に咲かせています。
ミツバチにとって待ち焦がれた開花の季節ですが、彼らだけでなく、生き物のほとんどすべてがこの季節を歓迎していると思います。
晴れの日ばかりではありませんが、それが自然のありのままの姿です。ミツバチや私たちの都合で自然は動いてはくれませんが、それを受け入れて、少しでも精励なるミツバチたちの仕事が報われるために、できるだけの応援をしたいと思っています。
斉藤克明