冬来たりなば春遠からじ
寒い日が続きます。写真は、養蜂場に繋がる山のつり橋から見えている山藤の蔓です。コロナ禍で多くの人たちが日々の感染者数に一喜一憂し、早くいつもの日常を取り戻したいと切望しているなか、この蔓に生気が甦る季節が巡ってきます。
我慢の冬を通り過ぎれば春、詩人シェリーに感謝したい気分です。
今年は山藤蜜が採れるほどに開花できることを私たちは願うばかりです。最後に山藤蜜が採れたのは3年くらいも前になると思います。年々の気候で開花時期と期間が左右される山藤は、毎年の豊作が望めません。出来ることであれば、今年の春が山藤のみならず、山里の蜜源植物にとり恵みに年であることを願いながら、養蜂場の整備を進めていきたいと思っています。
斉藤克明