ミツバチ-活動が始まっています
千葉県、君津の里にある3つの養蜂場の頻繁な見回りが欠かせない季節になりました。そろそろ野山にある植物が開花し始めたので、ミツバチの活動がいよいよ活発になるからです。
今日の見回りでいくつかの巣箱に「王台」がありました。王台とは女王のために作られた育成巣です。王台が作られるのは、それまでの女王蜂が事故などで死んでしまった場合、既存の女王蜂がその寿命を迎えて死んだ場合、あるいは既存のミツバチ群を構成する働きバチの数が増えて、第二の群が作られる場合です。
今日、散見された王台は通常5000匹くらいの1匹の女王蜂と働きバチの群がどんどん増えてゆく過程で分蜂とよばれる第二グループが作られようとしているからに違いありません。
王台が作られましたがまだ新女王蜂と卵はありませんでした。既存の巣箱を2段に増やすことで、より大きなミツバチ群を作る作業が行われました。齊藤雄紀談、齊藤克明(父)筆