養蜂&はちみつコラム

#2 ミツバチの越冬について

雪が降りそうな天気、真冬でも養蜂現場の見回りは欠かせません

<前日のコラムに続きます>

ミツバチの越冬については、養蜂日記コラムで雄紀の兄、隆一が昨年12月12日に「冬越しの準備」、10月2日に「冬に向けて」というタイトルで記事を書いています。興味のある方はぜひご参照ください。

さて、ミツバチが開花期に集めた多様な花の蜜の恩恵で成り立っている養蜂ですが、花が咲かない冬季は、養蜂家、齊藤雄紀のミツバチに対する知識と彼らのコンシェルジュとしての経験が徹底して生かされなければなりません。彼らから頂いたものをお返しするのが冬の時期だからです。ミツバチに対する義理と人情をぞんざいに扱えば、下るのは天罰しかありません。

雄紀によると、8月いっぱいくらいではちみつとして製品化されるミツバチの蜜を搾る作業はおおよそ終わるそうです。そして9月から10月にかけて、飼育しているみつばちへの給餌が欠かせないそうです。この時期でも働きバチは幼虫を育てるため彼らへの餌、および自らの生命維持のため餌が必要なのだそうでが、この時期に咲く花はとても限られているため、自然からの恵みで賄えない分、人為的に補う必要があるのだそうです。

つづく

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