マメザクラ
私の家の辺りは標高150m程なのですが、意外にも高山性の桜が生息しています。
それがこちら。マメザクラという背の低くてヒョロイ桜です。
マメザクラは高山等気温の低い地域に特化した桜です。
正直うちの周りは高山というわけでは無いのですが、どういうわけかこの桜が山のいたるところに生息しています。
なぜここまで多いのか私にも分かりませんが恐らく、マメザクラは芽が出てから花を咲かせるまでにかかる年数が短いので、急速に勢力を拡大したものと思われます。
さてこのマメザクラですが、木の背丈が小さく余り花数は多くないものの、前述のとおり山のいたるところに数百単位で自生していると思われるためなかなか重要な蜜源植物となりそうです。
しかも極めて生命力が強くそう簡単には枯れないので、今後増やしていくのも容易そうです。
現在、山を歩き回ってこいつの幼木を探しています。
森の中では、厳しい生存競争と日照の奪い合いでその多くが枯れてしまう幼木も人の手でより条件の良い場所に移してやれば立派に育ってくれるはずです。
役に立つ木はどんどん増やしていきたいと思います。