静岡で蜂が大量死してるらしい
昨日知り合いの静岡の養蜂家から電話があり、最近の状況を話し合ったのですが向こうはかなり危機的状況だと聞かされました。
70群いた蜂が2群にまで減ってしまったというのです。実質全滅と言っていいでしょう
彼が言うには、夏からどんどん蜂が減っていったというのです。6月に一群当たり1万匹以上いた蜂が8月には6000匹、9月には3000匹、10月には数百匹。
そして11月現在ほぼ全滅したというのです。
しかも、被害に遭ってるのはその人だけでなくその人の周りの養蜂家たちも似たような状況だというのです。
スズメバチか、病気にでもやられたのかと思って話を聞いてみましたがどうもどちらでもないようなのです。
というのも、スズメバチにしろ病気にしろここまで数が減ったら巣の中や入口付近に鉢の死体が残るはずなのです。しかし今回彼が言うには死体は一匹も残ってないというのです。
つまり蜂は巣の外で死んだということになります。
実は、これと似たような現象がかつてアメリカで起こりました。
蜂群崩壊症候群(CCD)と名付けられたミツバチ大量死事件です。
2009年にこの件を大きく扱った本が発行されたので有名になったこの大量死ですが、日本だとこの現象が起こったという報告は聞いたことなかったのですがとうとう日本にも来たようです。
次回はこのCCDについて