この道に進んだきっかけ・ミツバチ研究会
昨日は私の母校東京農大の学祭だったので少し遊びに行ってきました。
学生時代私はミツバチ研究会というサークルに所属していました。
そもそも私がこの道に進むきっかけになったのがこのミツバチ研究会(以後ミツ研)なのです。
ミツ研ではここ10年ほど学校の関連施設の屋上で数群のミツバチを飼育しています。
しかし都市部の屋上でミツバチを飼うというのは世界的にも極最近始められた試みなので、前例も資料もほとんど無く、私がミツ研に所属していた時も蜂が食傷不足や、高温多湿から来る病気等で弱ってしまい、冬を越せずに全滅する事が多かったです。
昨日行った際も彼らの群を見てきたのですが、余りいい状態とは言えませんでした。
しかし、できるだけ蜂にとって良い環境にしようとする工夫と努力は随所現れていました。
我々の代よりも確実に進歩してくれているのが見て取れるのはとても嬉しいことでした。
今、日本の用法業界は高齢化や後継者不足により衰退の一途を辿っていると言われています。
2011年時点で3000人ほどと言われていた養蜂業者は今はもっと減っているのではないかと言われています。
彼らの様な若者から養蜂家を目指すものが一人でも現れてくれる事を切に願う限りです。
最もその前にまず私が一人前の養蜂家にならなければなりませんが。